リーフスティングレイはダイバーにとっても人気のあるエイですが、海水魚飼育者から見ると微妙な存在なのかな・・・
エイの飼育なら100%淡水エイをお勧めします。
淡水エイほど飼育しやすいエイはいません。
海産のエイは非常に飼育難易度が高く、設備投資もお金がかかります。しかし、費やすだけの魅力がリーフスティングレイにはあると思うから飼育しているのです。
リーフスティングレイの飼育は18歳の頃から始まっていますので、もう17年間も試行錯誤しながら飼っています。
未だに試行錯誤しているのは、餌付かない、突然死、寄生虫などにより長期飼育が出来ないからです。
2014年2月現在、4枚のリーフスティングレイを飼育中です。
1枚は6年飼育している♀個体で、最長飼育記録です。
残り3枚は1~2か月飼育している個体たちです。
6年目の個体は何でも食べる個体に仕上がっています。
残りはアジの切り身やイカの切り身、ブリ切り身などを食べています。現在人工飼料に餌付けるために、自家製ハンバーグを与えています。
リーフスティングレイの何が魅力か?
まずエイであること
背中の怪しく輝くブルースポット
の2点ですね。
愛嬌さなどは1年以上飼育して初めて分かる部分ですが、1年以上飼育できる個体は、入荷してくるリーフスティングレイの数%なのでしょうね。
ほとんどの個体は入荷後1週間から1か月以内に落ち、3か月後に落ち、9か月後に落ちとなるのでしょう。